梅・氷砂糖・ホワイトリカーで梅酒造り
スーパーに行ったら梅酒を作るキット一式が売ってて、興味と勢いに任せて梅酒作成キットを一揃えしてしまいました。
「準備」にはさほど手間はかからず、一度つけ込んでしまえば、あとはたまーに混ぜるだけ。
アルコールは雑菌を寄せ付けないので、カビたり腐ったりという可能性はほとんどなし。
必要なのは「貯蔵」だけなので、場所さえ確保できれば簡単にできそうな感じです。
自作梅酒の材料
今回用意した材料は以下の通り(1.8l分)
- 梅酒用の瓶:4l用 ¥570
- 青梅:2l ¥398
- 氷砂糖:1kg ¥368
- ホワイトリカー:1.8l ¥1028
合計:2364円で梅酒1.8lが作れる計算。
瓶は再利用できるので、それを差し引けば1794円。丁度、1mlで1円くらいの梅酒が出来上がる計算です。
梅酒の作り方
調べてみると、梅酒造りで大事なのは「梅の品質」と「下処理」
と言うか、自宅で作る梅酒に「違い」を出せる部分はほとんどそれだけしかないので、美味しい梅酒のためには下準備をきっちりとしておいたほうがいい感じでした。
まずは梅を水洗い
そして、水洗いした梅の水分を、キッチンペーパーで拭き取る
ここで余計な水気を拭き取っておくことが、安定した長期保存のためには大事な事みたいです。
その後、爪楊枝などで梅の枝付きをほじくりだす
一個一個地道に取っていきます
その後、梅と氷砂糖を瓶の中へ
ホワイトリカーを注ぎ込んで
冷暗所に保存して、3ヶ月以上寝かせて完成
この梅酒作り、調べてみるとそれぞれの材料にきちんと意味があって面白いです。
まず「酒」がホワイトリカーなのは、クセがないお酒だからこそ、梅の香りがきちんと楽しめるから。
まぁ、ここはだいたい想像は付くんだけど、もう1つの「なぜ氷砂糖を使うのか」について。
梅酒作りというのは2段階の工程を経て作られているらしい。
まず、アルコールが浸透圧により梅に吸収され、そこでアルコールに梅の香りの成分が溶け出していく。
(ここで梅が膨らむ)
その後、ゆっくりゆっくりと氷砂糖が溶けていくことで、瓶の中の糖度が上昇。
そして、今度は梅に吸収されたアルコールが浸透圧によって「外」に出てくる。
こうやってゆっくりと氷砂糖が溶けていって、最終的に梅の実とアルコールの糖度のバランスが等しくなってくるのが3ヶ月後くらい。
この「溶ける」行程が美味しさを引き出す秘密なので、絶対的なつけ込みの時間が必要みたい。
せっかく作るんだったら美味いやつを飲みたいので、出来た梅酒は約1年後の5月10日「ゴトーの日」に解禁したいと思います。