ごりゅごはん

ごりゅご.comの中の人が運営する「ごはん専門」のブログ。

牛スジとネギのチャーハン

なんか「牛スジ肉」とかでカレーを作ったら、ちょっと「できる人」の感じがする。

突然そんな事を思い立ち、スーパーで牛スジ肉を購入。

なんだけど、買ってきた牛スジ肉が250gくらいで、2人分のカレー用の肉としては鍋の容量とかも考えてちょっと多い。

で、思い立ったのがお昼ご飯に牛スジを使ったチャーハンを作ること。

牛スジの下準備

まず、牛スジという自分の中では上級素材となる肉をどうやって処理すればいいのか調査。

基本的には、牛スジというやつは「下ゆで」をして、その後何らかの方法で料理に用いる、というのが一般的らしい。

今回は、250gの牛スジをあらかじめすべて下茹でし、100gをチャーハンに、残り250gを牛スジカレーの材料として使用することにする。

まずは、パックの中身の牛スジ肉をそのまま鍋にぶっ込み、下茹で処理。

あく取りをしながら(最低で)10分くらい茹でる。

Gyusuzi chahan 02

今回はよくわからず10分くらい茹でて、半分くらいはすごーく固いままで、柔らかい肉だけをチャーハンに使った。

チャーハンだけを作るのならば、たぶん20分以上のゆで時間が必要。

で、茹で上がった牛スジ肉をザルにとって水洗い

Gyusuzi chahan 04

チャーハンとかに入ってそうな、小指の先っちょより小さいくらいのブロックサイズに切っていく

Gyusuzi chahan 05

牛スジチャーハン 材料

で、牛スジ100gの下準備が終わったところで、今回のチャーハンに使った材料(2人分)

  • ネギ:1本
  • 牛スジ肉:100gくらい
  • タマゴ:2個
  • ご飯:茶碗2杯分
  • ウェイパー:小さじ2(多かった)
  • 醤油:小さじ2(少なかった)
  • 砂糖:小さじ1

(小さじ1杯は水5ml相当の量)

Gyusuzi chahan 01

牛スジ肉チャーハン つくり方

まずはタマゴを2個ボウルに割って、味付けとして大量のウェイパー(小さじ2、調べたレシピ通りだと多かったので次回はもう少し減らす)を混ぜておく

Gyusuzi chahan 03

チャーハンを簡単にパラパラしたご飯にする秘訣は、先に卵とご飯を混ぜておくこと

Gyusuzi chahan 06

そして、ネギは1本まるごとみじん切りにしておき、その後フライパンでの調理へ。

まずは牛スジ肉を油で炒める。中火くらいで十分。基本強火は焦げやすいので初心者は避ける。

また、牛スジ肉はけっこう油たっぷりなので、この分量だと油が多すぎた

Gyusuzi chahan 07

牛スジ肉がいい感じに焦げ目が付くくらいになったら、続いてネギを投入

Gyusuzi chahan 08

ネギが柔らかく炒められたら、ごはんの出番。

タマゴを混ぜたご飯をどっさり入れて、チャーハンにしていく

Gyusuzi chahan 09

ここだけは、上手くぱらぱらのご飯にするために、例外的に強火を使う場面。

ただ、焦げるかもしれないリスクを負うくらいならば、中火くらいでじっくり炒めても、時間はかかるがぱらぱらに出来る。

(私は初心者自覚してるんで中火で炒めつつ、最後にちょっとだけ強火)

で、最後に醤油と砂糖で味付け。

これがけっこうレベルが高い内容で、砂糖を入れた直後に醤油をたらして、醤油で溶いた砂糖を全体に絡ませる、という高等テクニック。

まず、砂糖と醤油はあらかじめ計量しておくか、目測で分量が量れる自信は必須。

で、まずは砂糖をフライパンの真ん中に落として、そこに醤油を入れて砂糖を溶かす

Gyusuzi chahan 10

こういう写真を撮っている暇があったら、とっとと醤油を溶かした方がいいです

Gyusuzi chahan 11

で、この砂糖醤油を全体に混ぜ終わったら、牛スジチャーハンは完成。

2人分のお皿に盛り付けて、あとはおいしくいただきます

Gyusuzi chahan 12

今回は、ネットで調べたレシピ通りに作ったら、ちょっと牛スジの脂とウェイパーが戦いすぎてしまい、ちょっと油っぽく、醤油風味が薄いチャーハンになってしまいました。

個人的に醤油が焦げた感じのチャーハンが好きなので、次回の課題としては

  • 牛スジを炒めるときの油をほぼゼロにする
  • ウェイパーの量を減らして醤油を増やす
  • 砂糖入れたら写真を撮る前に醤油を混ぜる

という方向で作りたいと思います。

Gyusuzi chahan 13

とは言え、こんだけご飯がパラパラのチャーハンを作れたのは初めてで、いい気分が味わえた料理でした。

参考

分量とか目測できる自信は一切無いので、料理の腕が十分満足出来るようになった、と思えるまでは計量スプーンを使ってます。

中途半端に「勘」で作るよりも、一度調味料は計測して料理を作ってみて、そのデータを次回に生かす、というのが理系的には一番理に適った料理の上達方法だと思います。

その方が、自分の味の好みも把握しやすい気がする。